『ある家族の会話』著者のエッセイ集。獄死した夫との流刑地の日々、須賀作品の基とも読める靴の話、パヴェーゼの思い出他11篇。
内容(「BOOK」データベースより)
名作『ある家族の会話』の前に発表され、カルヴィーノも大絶賛した現代イタリアを代表する作家のエッセイ集。獄死した夫との流刑地の日々をつづった「アブルッツォの冬」、『ユルスナールの靴』とイメージの重なる「ぼろ靴」、友みなが不在の夏の日に自死したパヴェーゼの思い出「ある友人の肖像」など珠玉の11編。
著者について
1916~91。シチリアのパレルモ生まれ。『ヴァレンティーノ』でヴィアレッジョ賞、『ある家族の会話』でストレーガ賞。ほかに『モンテ・フェルモの丘の家』『マンゾーニ家の人々』など。エッセイや戯曲も多い。
東京生まれ。東京外国語大学修士課程修了。元慶應義塾大学文学部教授。訳書に、M・プラーツ『官能の庭』『ローマ百景』、『ピランデッロ短編集 カオス・シチリア物語』(いずれも共訳)など。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ギンズブルグ,ナタリア
1916‐1991。イタリア、パレルモに生まれ、トリノで育つ。幼少時から詩作を始め、高等中学校時代には短編少説に才能を発揮する。反ファシズム活動家レオーネ・ギンズブルグと結婚し、1940年から3年間を夫の流刑地アブルッツォ州の村で過ごす。42年、最初の小説『町へゆく道』を刊行。夫が獄中死を遂げた後、ローマとトリノで出版社エイナウディを拠点とし、小説の執筆やプルーストの翻訳などに勤しむ。再婚したガブリエーレ・バルディーニとローマに転居後は戯曲にも創作の幅を広げた。57年、小説『ヴァレンティーノ』でヴィアレッジョ賞、63年『ある家族の会話』でストレーガ賞
白崎/容子
東京生まれ。東京外国語大学修士課程修了。1972~73年にローマ、2002~03年にフィレンツェとローマに留学。元慶應義塾大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)